国立がんセンター研究所の調べによると「味噌汁を飲む頻度が高いほど、胃ガンの発生率が低い」とされています。これは変異性物質を味噌に含まれる酵母・乳酸菌・不飽和脂肪酸が、がん細胞専用の血管形成を阻害し、ガンへの血流を遮断するからだそうです。
また大豆が味噌に発酵する間に、脂質が分解されて脂肪酸エチルエステルという物質ができ、細胞に突然変異を起こさせる要因を抑制することが分かっていて、焼いた肉や魚に含まれる突然変異要因を中和する働きがあることが確認されています。
その他にも注目すべき、老化の防止作用があります。
老化の主な原因は、細胞の酸化にあり、味噌は血管、体細胞、脳細胞の過酸化物質の増加を抑制。ビタミンEやダイゼイン、サポニン、褐色色素などは、体内の酸化を防止する作用があるとされています。注目すべきは味噌のサポニンは血清コレステロールを除く働きがあり、コレステロールの抑制に大活躍です。
西京味噌ならぬ最強味噌!ですね。